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ソレハ誰モ知ラナイ恋歌

2009/05/24 23:53 - | Comment:0 | Trackback:0
僕はアイツ等を家族と思ってない。

だから、死んだって何とも思わない。



「大丈夫かい?愛梨くん」
「ご愁傷様です」


愛梨と言う女らしい名前を持つ僕。
僕に向けられるのは同情の目。

別に、アイツ等なんてどうでもよかったし。
それに、僕が願ったんだから。



アイツ等を×××くださいって。



その時、僕に影がおちた。
陰で俯いていた僕は顔を上げる。

「本当に本当に悔やむしかないね。―――愛梨くん」
「………くるりさん」

緑の髪と目を持つ、彼女は微笑んだ。

「でもこれは必然だ。何せ、愛梨くん、キミが願ったんだから」
「分かってます」

「だからキミは対価を渡さなければならない」
「…分かって、ます…」

       バッドウィザード
偉大なる、[劣悪魔術師]に頼んだんだ。
それくらい、分かってた。
けれど。


「ごめんね。僕は君の約束を破っちゃう。
  ……でもさぁ、僕は君が大好きだから、行くんだ」


微かに呟いた空気のような声は、劣悪魔術師に聞こえたのか。
くるりさんは相変わらず微笑んで言った。

「対価は、キミ自身だ」
「キミは次の劣悪魔術師とならばければならない」
「この戦道くるりの後継者とならなければならない」

「……―――はい。僕は、くるりさん、貴女の跡を、継ぎます」

くるりさんは言った。
「それでいいんだ」


君のこと、愛してるよ。

本当なら、対価になるのは「愛しい存在」
けれど、それは許せなかったんだ。


さようなら。


僕は君の思い出と歌だけを心に残して、生きようと思うよ―――。




愛川愛梨は、行方不明。

戦道愛理としても、行方は知れず。


跡に残されたのは、誰だったのか。



ソレハ誰モ知ラナイ恋歌





愛梨ではなく愛理となった「僕」はどこに行ったのか。
自分でも謎です。
愛川愛梨と二重の愛を掛けた名前は自分でも気にいってます。
戦道も戦場ヶ原くらい気にいってます。

まぁ、小説を書くというカテゴリなので。





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